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この本が面白い●(2001.1月〜4月)

この本が面白い 2000.9〜12


2001. 4.15

 今回、「大人が読んでも面白い児童書」のリストを追加しました。面
白い児童書もたくさんありますので機会がありましたら、読んでみては
いかがでしょうか? 面白い児童書がありましたら、ぜひ教えてくださ
い。                            本楽

 「敗れざるもの」ジョージ・フォアマン著、安部譲二訳
結構古い本ですが、読み直してみると、なかなか面白かったです。僕自
身ボクシングは好きで、ジョージ・フォアマンの試合を良く見ていたの
で、彼の自伝には興味があったし、読み終えて気持ちの良かった本でし
た。
 「ありきたりの狂気の物語」チャールズ・ブコウスキー著、青野聰訳
 もともとチャールズ・ブコウスキーは好きでしたが、実際L.Aに行
くまでは彼の言うL.Aでの微妙なニュアンスは掴めませんでしたが、
L.Aに言った後初めて読んでみると、何となく彼の言っている意味が
わかる様な気がします。まあ本に百パーセントの理解はできないと思い
ますが。                       Yumaさん

1.ハードボイルド
 現在は、大沢在昌がお気に入りです。「新宿鮫」シリーズ、探偵「佐
久間 公」シリーズこの二つのシリーズははずれがありません。
 シリーズ外では「北の狩人」がいいと思う。
 秋田の若い刑事が東京の渋谷にやってきて、殺された父親(刑事)の
犯人をつかまえるというストーリー。
 大沢在昌の文章では会話の部分が最も好きですが、この本ででも気の
効いた会話がたくさん出てきます。
 その他の作家では「馳 星周」でしょうか。

2.社会評論
 日韓関係の本や、日本人論について書かれたもの、社会全般について
の評論など。著者では、呉 善花、櫻井よしこ、福田和也等。

3.時代小説
 池波正太郎の「剣客商売」は女性にもお薦めでしょう。
                         パスポートさん


「ヤンとカワカマス」(単行本)
 著者:町田純  発行所:未知谷  定価:1000円

主人公は猫のヤン。なにやら過去を秘めているらしい。
広大な大地の季節の移り変わりとともに暮らしています。
童話とは少し違う気がするのですが、童話風味です。
ヤンの静かな住まいに、どこか胡散臭いカワカマスが
訪ねてくるようになります。来るたびに何か借り物をして
帰っていきます。ヤンは疑うという発想が無いらしく、
そのやりとりがフーガのように繰り返されるのですね。
このように淡々とした筋立てなのですが、香りの良い
風を送りこまれたような安らぎを、私は感じました。
つかれ気味と思う方、ひょっとするとこれは効きますよ。
                            有田さん

2001. 3.25


今回、「このSFが面白い」のリストを追加しました。SFを読む際
の参考にしてください。50冊程のリストですが、随時リストに追加し
ていきたいと思いますので、面白いSFがありましたら、教えてくださ
い。                         本楽

 最近は『新トロイア物語』『獅子王アレクサンドロス』といった古典
が、軽妙な味付けでモノとされています。ぼろぼろになった世界史の記
憶を、私は楽しく修繕することができました。
『旧約聖書を知ってますか』『新約聖書を知ってますか』では、不明な
点が多いイエスの生涯などに、鮮やかな推理で迫り、さすがはミステリ
ー作家と感心しました。                 有田さん

 最近わたしが読んだ本ですが、ミステリでは「メルキオールの惨劇」
ハルキホラー文庫、文体はハードボイルド風一人称探偵小説(?)といっ
た感じなのですが、登場人物が奇天烈で、頭の上で首輪につながれた犬
を散歩と称してブンブン振り回す男とかいきなり出てきます(笑)
                            くらちん

2001. 3.10

 今回、「この時代小説が面白い」のリストを追加しました。時代小説
を読む際の参考にしてください。面白かった本やお勧めの本等、本に関
する情報がありましたら、ぜひ教えてください。        本楽

今、ガラにも無く田辺聖子さんの『新源氏物語』を読んでいます。
ひととおりは知っているつもりでいたのが、ある時、明石の君って
どんなんだっけ?と不安になり、読み始めました。
読むにつけ源氏に腹が立ってならないのですが、なぜかどんどん
読み進むので、これは物語としてやはり上手いということだな、と
悔しさ半分謙虚に認めざるを得ません。
あとがきに「女の井戸端会議的な面白さ」とありますが、確かに
そんな感じがあります。
原文を大切にした現代語訳に、田辺聖子さんのお人柄の誠実さが
感じられます。                有田さん

最近はまった本
楡 周平 Cの福音,クーデター,猛禽の宴,クラッシュ
真保 裕一 連鎖,取引,震源,奪取
天童 荒太 孤独の歌声
高里 椎奈 銀の檻を溶かして
                     Power745904515さん

久しぶりに見せて頂きました。
そこで、映画の原作コーナーに以下を追加願います。

映画タイトル
  ショーシャンクの空に
原作タイトル
  Rita Hayworth and Shawshank
Redemption (刑務所のリタ・ヘイワース)
著者
  Stephen King (スティーヴン・キング)
収録
  DIFFERENT SEASONS vol. (1982)
  新潮文庫 ゴールデン・ボーイ −恐怖の四季 春夏編ー (浅倉
久志 訳)

映画もいいけど原作はもっといい!一度映画を見た人も再度見たくなる
事間違いナシ!               DEN and TAKAさん


こんにちは!
怪しい本でも良いですか? 私のお気に入りの本は
「アミ 小さな宇宙人」エンリケ・バリオス著 徳間書店 ¥1400
です。

騙されたと思って読んでください。
私は宇宙人を信じたりしているわけではありませんが
この本にかかれているメッセージに感動しました。
気持ちがあったか〜くなります。
続編も2冊でていますが、やっぱり1番最初の本が良いです。
この本に感動したさくらももこさんが表紙を描いているんですよ。
                        hikaruhoshiさん


PHP文庫の加藤諦三の本を今シリーズで読んでいます。
                         Tokubo613さん

「大槻ケンヂのくるぐる使い」が面白かったですよ。
Susutinさん

2001. 2.28

ホームページを見ていただき、ありがとうございます。今回、映画の
原作本コーナーを作りました。また、ベストセラーのページも少し変え
てみました。ぜひご覧ください。面白い本がありましたら、ぜひ情報を
お寄せください。    本楽

書 名  :「孫ニモ負ケズ」
著者名 :北 杜夫
新潮文庫 定価362円

コメント
ふとしたきっかけで、北杜夫を読み返しました。
北杜夫って、今どうしてるんだろうと思われたことはありませんか。
お兄さんの斉藤茂太先生は精力的に本を出しつづけているのに・・・と、
私はその生存すら疑ったことがあるくらいです。
『幽霊』『天井裏の子供たち』『黄色い船』(いずれも新潮文庫)とい
った「少年もの」を続けて読み、自分は、どうもこのくらい昔以前の文
章の方が気持ちが落ち着けるようだと再々再々再認識。
そんな最中、書店に言ったところ眼についたのが『孫ニモ負ケズ』でし
た。ジイジになった北杜夫さんが、孫のヒロ君相手に悪戦苦闘。
かつてのような詩情豊かな張り詰めたような表現は見当たらないものの、
読者を包み込むような暖かいユーモアは、味わい深いものです。
北杜夫さんとご無沙汰の方には、再会をなつかしめる一冊と思います。
                          有田さん

 『英語は絶対勉強するな』は韓国でのベストセラー本の翻訳ですが、
内容は著者の進める英語を身に付ける方法が載っています。この著者の
いう勉強とは主に学校で行われている英語教育とか一般の人が普通取り
組んでいる文法中心や長文を母国語に置き換えて行く勉強方のことを指
していてそれではいつまでたっても英語を物にすることができないと訴
えています。
 彼の進める勉強方はテープをひたすら聞く。そのテープをディクティ
ションする。わからない単語を英英辞典で調べて音読する映画のビデオ
で〜を繰り返す、英字新聞を朗読する。
 これでマスターできるというのです。
 私もこの方法は続ければかなり効果があると思います。 N.Hさん


2001. 2.10


ホームページを少しずつ更新しています。今回、リンク集を少し作り
直しました。また、ジャンル別ランキングにコミック、名作コミックの
二つを追加しました。ぜひご覧ください。    本楽

 今ケルト文明に興味があるのですが、求めていることにバシッと応え
てくれる本がみつからず、聖書関連やら各地の神話民話やらの放浪の旅
を続けています。ぼちぼちですけどね。現在読んでいるのは、ちくま文
庫の「ケルトの神話」(井村君江)です。         有田さん

 出久根達郎の『古書彷徨』(中公文庫600円)を読んだ。古書店を営
む傍ら、直木賞作家でもある著者の古書エッセイ。古書をめぐる人間模
様は味わい深いものがある。直木賞受賞作の『佃島ふたり書房』をはじ
め、『漱石を売る』『本のお口よごしですが』など、本好きにはたまら
ない名遍。  H.Y

 ホームページを作り変えてみました。新しいソフト(ホームページ作
成)を使えるようになるのはなかなか大変ですが何とかできました。あ
まり変わっていませんが、少しずつ良くしていきたいと思います。アイ
デアなどありましたら、教えてください。           本楽

2001. 1.25


遠藤ケイの『裏の山にいます』(山と渓谷社1700円)を読んだ。遠
藤さんは自然暮らし、手作りの生活にこだわり、二十数年前から千葉の
鋸南町の山麓に自力で建てた丸太小屋に暮らし『田舎暮らしの民俗学』
『山で暮らす』『子ども遊び大全』など多くの著書がある。
 『裏の山にいます』は春、夏、秋、冬の山で採れる、山の恵みを紹介
し、イラストや写真を用いて食べ方や探し方などを紹介しつつ、自然の
摂理や人間の生きる指針などをさりげなく語ってくれる。アウトドア派
へお薦め。                        H.Y

 萩尾望都のマンガ『残酷な神が支配する1〜15』(小学館PFコミッ
ク)を読んだ。養父グレッグに性的虐待を受ける主人公ジェルミ。追い
詰められていくジェルミは養父を殺そうとするのだが…。ちょっと一言
ではなかなか説明できない面白さ。さすが、萩尾望都と唸る名作漫画。
                             H.T

2001. 1.17


 今読んでいる本は「絵画で読む聖書」(新潮文庫・中村明著)です。
タイトルだけだと硬そうですが、とんでもなくて・・・。作者のサービ
スからだと思うのですが、ものすごい事が…、ものすごい名古屋弁で書
かれているので、逆の抵抗感があるくらいかもしれません。でも、旧約
聖書にあるつじつまの合わなさを、鮮やかに? 解明してくれて、なる
ほど納得しています。新約に入ると、ぐっと読みやすくなります。特に
お薦めではないのですが、巻末に、聖ダレソレについて、一人一人説明
があるので、読むと、宗教画が理解しやすくなるかもしれません。 よろ
しければ、お試しください。                有田さん


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